シングルシニアの予備知識【骨粗しょう症】あと半年で治療終わりです

シングルシニア

4年半前、生まれて初めて、骨折を経験しました。
当時骨が折れていると気付かず、無理して仕事をしていました。
同僚からすすめられて、念のため整形外科を受診して、骨折と分かったのです。
子どもの頃から運動が好きで、けがも色々しましたが、骨折の経験はありません。
ただ勝手に、私は骨が丈夫!と思い込んでいました。
骨折の原因は、加齢による骨密度の低下です。
要するに「骨粗しょう症」を患っていたのです。
骨折の治療は、1ヶ月で終わりましたが、今もまだ、骨粗しょう症の治療は続いています。
この経験から、「骨粗しょう症」にならないための予防と、
なってからの対策についてお伝えします。

1.骨折したから分かった「骨粗しょう症」

4年半前の正月、次女と初詣に出かけました。
帰り道の出来事です。
辺りは日も暮れて、薄暗くなっていました。
ゆるやかな下り坂を、二人並んで歩いている時です。
ほんの少しの段差に、靴先がとられたと思った瞬間、道に倒れていました。
次女が言うには「突然母さんが消えた!」振り返ると、少し後ろで伸びているのに驚いたそうです。

1-1.右膝・右手のひら・右顔面負傷

正月で病院はどこも休診です。
仕方なく近くのドラッグストアで、必要な物を買い、自宅でみずから治療しました。
厚手のパンツを着用していましたが、右ひざがひどく腫れ、傷もありました。
右手のひらと、右顔面もかなり深いスリキズを負い、うずいていました。
あとは右半身に、あちこち酷い打撲あとです。

せっかくの正月が台無しです。
娘にも心配を掛けてしまいました。
初詣の帰りと言う事もあって、何か罰を受けることをしたのかと、
かなり落ち込んだのを覚えています。

1-2 痛みこらえて仕事に…

2日後は、初出勤です。
ただの打ち身と思い、顔に絆創膏をはり、恥を忍んで仕事に向かいました。
当時病院の調理員として、患者さんの食事を作る仕事をしていました。
引きずる足を見て、同僚から骨折かも知れないと言われ翌日、整形外科を受診したのです。

1-3.「右膝骨折」と診断 初めての松葉づえ

診断名は忘れましたが、結果的に右ひざを骨折、ギブスを付けて松葉づえを渡されました。
一か月の休職を余儀なくされ、通院しながら家で安静の日々です。
治療が終わると、リハビリが始まり、長い通院が続きました。
骨密度測定の結果「骨粗しょう症」の疑いありとの診断です。
結果5年間の薬の服用と、定期的な骨密度検査が必要と言われ、継続中です。

現在は大腿部骨密度が、同年代と比較して104%・腰椎骨密度も同じく131%上昇し、
骨折する可能性は限りなく少なくなっていると診断されています。
治療開始から4年半、あと半年を残すだけになりました。

初詣で骨折したお蔭で、今後骨折により、寝たきりになる可能性は下がりました。
良い機会を頂いたと、今は神様に感謝しています。

2.「骨粗しょう症」の予防と対処で安心なシニアライフを

自分には関係ないと思わず、早期に骨密度の測定をしてみることが大切です。
そこから予防する段階か、治療が必要なのか、判断して行動に移すのが得策です。

骨粗しょう症の予防のための食生活について、以前食育講座の講話で、話したことがあります。
予防のため、大切なのは食生活です。
適度な運動、太陽の日差しを適度に浴びるなど、基本は知っているつもりでいました。
しかし実際には、その知識は活かされていなかったのです。
自身が「骨粗しょう症」の診断を受けるとは、予想外の出来事でした。
後悔先に立たずと言いますが、私のような事例は少なくないようです。
しっかりと予防しながら、もしもの為の対策も考えて、安心な暮らしを得てもらいたいと思います。

2-1.骨粗しょう症は早期発見・早期治療が重要

骨密度(骨量)は20歳をピークに、50歳ごろから減少します。
女性は閉経を機に男性に比較して、減少の度合いが高くなります。
60歳代の女性では5人に1人、70歳代では3人に1人の割合で、骨粗しょう症を発症します。
骨粗しょう症になると、重い荷物を持ち上げたり、軽い転倒などでも骨折するようになります。

60歳代で骨折、典型的なパターンだったように思います。

特に背骨や足の付け根を骨折すると、日常生活に負担が増え、
最悪の場合寝たきりになるリスクがあります。
このような結果を招く前に、検査で早期に発見し、
骨粗しょう症の発症が分かれば治療することで改善できます。

2-2.骨粗しょう症の検査を受けよう

検査は複雑なものではありません。

  • 問診
  • X線による骨密度の測定
  • 身長測定(若い頃より2㎝以上減っていたら発症の可能性あり)
  • 血液・尿検査

などで診断できます。

各自治体で、40歳以上の女性を対象に、5歳刻みで骨密度の節目健診を実施しています。
宗像市でも、節目健診は無料となっていますので、「宗像 健康ガイド」で確認してみてください。

2-3.骨粗しょう症は誰にでも起こる疾患

骨粗しょう症は、高齢者だけに起こる疾患ではありません。
40歳代で発症し、骨折する人もいます。
骨密度には個人差があり、食生活・運動量・日光を浴びる量によっても、違いが出てきます。
特に過度なダイエットを、繰り返し経験している人などは、
骨密度が低くなっている可能性があります。

骨粗しょう症の初期は、ほとんど症状がなく、発症していることに気付かない場合が多い疾患です。
発症に気付かず放置していると、ちょっとしたことで骨折し、全身に悪影響を及ぼします。
骨粗しょう症は、まず検査による診断の結果、適切な予防または治療をすることが重要です。

まとめ

60歳代半ばで、「骨粗しょう症」と診断を受け、治療することで骨密度が上がりました。
骨折したことで、骨粗しょう症の発見に至った訳ですが、今は本当に幸運だったと思っています。
以前のように、わけもなく腰や膝が痛むことも無くなりました。
高齢者は言うまでもなく、若いからと油断せず、検査で骨密度を確認しておきましょう。
安心して社会生活を送るために、是非必要なことだと経験者は思います。

メッセージ

最後までお読みいただき有り難うございます。<(_ _)>

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