情報番組が「ペットボトル」の飲み方について、間違えると危険がいっぱい!と発信していました。
聞きかじったので中身が分からず、詳細を知りたくて、調べてみることにしたのです。
ごく身近にある「ペットボトル」ですが、詳しく知ると意外な事実におどろきました。
ただ便利に使うのもいいのですが、飲み物をはじめ料理する時も手にするものです。
ちょっと興味を持って、見直してみませんか?
まだまだ長い付き合いになりそうな「ペットボトル」の雑学を交えながら、本題の“怖い話”にふれてみたいと思います。
1.とても身近な「ペットボトル」の興味深い話

ペットボトルは軽くて丈夫、持ち運びにも便利で、現代の暮らしには欠かせない存在です。
いつでもどこでも水分補給ができて、今年のような猛暑には、大活躍していることでしょう。
そんな「ペットボトル」について、私たちはどれくらい知っているでしょうか?
基本的なことを、少しだけ解説します。
1-1.「ペットボトル」は炭酸飲料のための容器として開発
アメリカ・デュポン社のエンジニア、ナサニエル・ワイエス氏により炭酸水のための容器として、1973年に開発されました。
翌年から、コーラなどの炭酸飲料の容器として、使用されるようになります。
また英語圏では「ペットボトル」ではなく「プラスチックボトル」と呼ばれることが多いようです。
日本は1976年に生産が開始され、翌年「キッコーマン」がしょう油の容器として、採用したのが最初です。
1982年「食品衛生法」改正によって、清涼飲料の容器として、使用が認められるようになりました。
1-2.「ペットボトル」の「ぺット」とは
「ペットボトル」の原材料は「ポリエチレン・テレフタレート」と言う樹脂です。
英語で書くとPolyethylene Terephthalateなので、頭文字をとってPET(ペット)と呼びます。
プラスチックの一種で、ポリエステルの仲間です。
これを溶かして糸にして繊維に、またフィルム状にしてラップに加工されます。
そしてふくらませたものが、ペットボトルとして使用されるのです。
1-3.「ペットボトル」の特徴
ペットボトルには、私たちが使うのに、都合の良い特徴がいくつかあります。
瓶の容器と比較しても、その差ははっきりと分かります。
§割れにくく軽くて丈夫
ガラスびんのように割れて、中身が出たり、けがをすることを防げます。
§気体透過度が低い
品質劣化の原因となる、二酸化炭素の透過度が、他の材料に比べ低いのが特徴です。
そのため飲料の保存に優れており適しています。
§香りの保存性が高い
プラスチックの中でもペット樹脂は、食品の香りを外に逃がしたり、 吸い込んだりすることが少ない 材質です。
このため飲料用として最適とされています。
§リキャップが可能
開封後も、再度キャップをして保存したり、持ち運ぶことが出来ます。
また炭酸ガスの漏れ出しを遅らせる効果もあり、炭酸飲料用としても最適です
2.専門家が警鐘を鳴らす「ペットボトル飲料」の危険リスク

私たちの生活から切り離せない「ペットボトル」ですが、そこにいくつかの落とし穴があることを、知って利用しているでしょうか?
正しい知識を持って、賢く使うことで、リスクを下げてより安全に活用することが出来ます。
2-1.一度口を付けると雑菌の繁殖がすごい
❖開封後一度口を付けて、常温に放置するのは、大変危険です。
それは唾液に含まれる、口腔細菌が飲み物の中で、大量に増殖するからです。
特に夏場は気温の上昇により、食中毒などの危険度が増します。
麦茶の場合2時間で1.8倍に増えたという実験結果がり、乳製品系のものは増殖の速度も速く、注意が必要です。
❖ペットボトルが膨張して、破裂する事故も起こっています。
これも直接口を付けて飲んだ際に、口中に存在する酵母が、飲み物の糖を分解し炭酸ガスが発生する為です。
食中毒の危険に加えて、こうしたことも、考慮しておかなければなりません。
*一度口を付けたペットボトルは、必ず冷蔵庫に入れて、保存するようにしましょう。
それでも長くおかず、少しでも早く、飲みきってしまうようにしてください。
2-2.ペットボトル症候群に注意
ペットボトル症候群については、以前から随分話題になり、注意喚起されてきました。
ペットボトルの飲料には、多くの糖分が含まれています。
スポーツドリンクなど、少ないような気がしますが、油断は大敵です。
500ml入りペットボトル1本に、おおよそ1個4gの角砂糖5~7個分入っていると考えられます。
これは成人の1日の糖分摂取量に、匹敵する量です。
無糖ならよいかと思いがちですが、香料として含まれる添加物も不透明な部分が多く、必ずしも安心できません。
2-3.ボトル素材からうけるリスクも知っておこう
近年環境をおびやかしている「マイクロプラスチック」も、ペットボトルから受けるリスクのひとつと言えるでしょう。
専門家によれば、顕微鏡でしか見えない大きさの「マイクロプラスチック」の混入を指摘しています。
500mlのペットボトル1本に、50個程度のマイクロプラスチックが、含まれていることが分かっています。
マイクロプラスチックは自然界に存在しない異物で、生物には消化ができないものです。
体内に蓄積されれば、人の身体に大きな悪影響を与えかねません。
この危険性を軽減するために、以下のことに気を付けましょう。
- ボトルのふたの開け閉めの回数を減らし摩擦による発生を防ぐ
- 空になったボトルを繰り返し使用しない
- 野外など紫外線によるダメージでの劣化を避ける
生活の必需品とも言える「ペットボトル」ですが、決して安全安心な容器ではないようです。
加えて使用後の処理の仕方にも、たくさんの課題があります。
正しく使って、正しく処分することで、私たちの暮らしの安全が、守られてゆくことは明らかです。
まとめ
軽くて持ち運びに便利で、どこででも手に入るペットボトルです。
こんな素晴らしいアイテムを、手放すことは出来ません。
しかしそのリスクを理解し、付き合っていく必要があるようです。
知らないでいると自分や自分の大切な人を、危険にさらすことになります。
便利なアイテムにも、危険は潜んでいると言う認識をもって、付き合っていきたいものです。
メッセージ
最後までお読みいただき有り難うございます。<(_ _)>


