【シングルシニアの予備知識】認知症予防の具体的な方法と対策

シングルシニア

認知症予防の重要性、始める時期など、前回具体的に解説しました。
今回は予防法の内容や対策など、詳しく見てゆこうと思います。
70歳を目前に、今更予防は無理…と、あきらめていた点を反省するこの頃です。
医学は常に発展を遂げ、これまで無理と思われていたことにも、希望を与えてくれます。
認知症については、まだまだ分からないことが多いのは確かです。
しかし日々解明され、認知症予防に有効とされる事柄も、多く示されるようになりました。
今できることや、これから準備しておきたい点など、説明して行きます。

1.具体的な認知症予防は?

認知症予防の重要性は、前回の記事でお伝えしました。
認知症予防に早すぎることは無いようです。
では具体的に、どういった方法が、有効なのでしょうか。
ここではその方法と対策を、具体的に解説して行きます。

1-1. 認知症を予防するための10か条

公益財団法人認知症予防財団が、「認知症 予防の10か条」をサイト上に表しています。
先ずは以下の内容を参考にするところから、認知症予防を考えて行きましょう。

1.塩分と動物性脂肪を控えたバランスのよい食事を
2.適度に運動を行い足腰を丈夫に
3.深酒とタバコはやめて規則正しい生活を
4.生活習慣病(高血圧、肥満など)の予防・早期発見・治療を
5.転倒に気をつけよう 頭の打撲は認知症招く
6.興味と好奇心をもつように
7.考えをまとめて表現する習慣を
8.こまやかな気配りをしたよい付き合いを
9.いつも若々しくおしゃれ心を忘れずに
10.くよくよしないで明るい気分で生活を

                          公益財団法人認知症予防財団より引用

1―2.「認知症 予防の10か条」にみる予防のポイント

ポイントは食生活の見直し・運動の励行・生活習慣病への注意・脳を活性化する暮らし方などです。
認知症を予防するための「10か条」は、よく読むと認知症予防に限ったことではないようです。
高齢者が健康に、前向に生きるための、注意書きと受け止めてもよいでしょう。
このような生活習慣を実行すれば、おのずと認知症予防が出来るのかも知れません。
まずは一項目ごとに意識して、生活に取り入れてゆくことが大切です。

1―3.「認知症 予防の10か条」を項目別に詳しく見る

認知症予防10か条を、一つずつ確認してみましょう。
それぞれの内容が認識しやすくなると思います。

👆塩分と動物性脂肪を控えた食事について
 高血圧や高脂血症を予防することで、脳梗塞のリスクを減らします。
 脳梗塞のリスクを下げて脳血管性認知症を防ぎます。

👆適度な運動について
 ウォーキングや散歩などの有酸素運動は、全身の血流を良くします。
 血流が良くなると脳細胞が活性化され、認知症予防に効果的です。

👆深酒とタバコを止める理由
 深酒による、アルコール性認知症の発症が考えられます。
 また血流を悪くする喫煙は、認知症を発症させる引き金となります。

👆生活習慣病について
 糖尿病で高血糖状態が続くと、アルツハイマー型認知症のリスクを高めます。
 生活習慣病を予防することが、認知症予防には必須です。

👆転倒による頭の打撲
 転倒により頭を打撲することで、脳の血管障害を引き起こし、
 血管性認知症を引き起こすリスクが高まります。転倒の予防も大切です。

👆興味・好奇心の必要性
 興味・好奇心を旺盛にすることは、脳を刺激し活性化します。
 脳の活性化は、認知機能を高めます。

👆考えをまとめて表現する習慣
 脳が活性化されれば、自分の意見を脳内で整理し、人に伝えることが無理なくできます。 
 常に脳をフル稼働する習慣が必要です。

👆細やかな気配りと良い付き合い方
 人への気配りは、脳が適切に働くことで可能になります。
 常にひととコミュニケーションを取り合い、交流することで、脳に刺激が与えられます。

👆若々しいおしゃれ心の必要性
 化粧やおしゃれをすることは、高齢者の意識を前向きにします。
 生活の質が向上することで認知症予防につながります。

👆明るい気分で生活する
 気分が落ち込むと抑うつ状態になり、認知機能を低下させる恐れがあります。
 レビー小体型認知症などのように、うつ状態から認知症に発展する可能性があります。

これらの注意点を念頭に置き、生活習慣を改善しながら、認知症の予防に努めましょう。

2.認知症予防に効果的な対策 具体的にどうすればいい?

生活習慣の心がけについては、注意点を把握して行動するとして、
具体的にはどうすれば良いのでしょう。
認知症予防に効果的な食生活・運動は?
予防に必要な生活習慣について、もう少し詳しく見て行きます。

2―1.認知症予防に効果的な食生活

まず高齢者にとって、認知症予防のための食生活に必要なことは、十分な栄養の摂取です。
普段の食事に、野菜・肉・魚・豆類など、バランスよく取り入れることが大切です。
加齢とともに食欲が減り、食事の量が少なくなると、必要な栄養を吸収できなくなります。
栄養の不足は、心身の正常な機能の妨げになるので、注意が必要です。
認知症予防に、効果的な栄養素として、以下を紹介します。

*DHA(ドコサヘキサエン酸)EPA(エイコサペンタエン酸)
青魚などに多く含まれる、オメガ3脂肪酸は血行を良くし、中性脂肪値を下げ生活習慣の改善に有効です。

*レシチン
大豆製品に多く含まれている栄養素で、脳の神経細胞膜を生成する主成分です。脳内の情報伝達がスムーズになります。

*オレイン酸
オリーブオイルやナッツ類に多く含まれていて、アルツハイマー型認知症の症状改善に役立ちます。

≪その他≫
*身体に悪影響を与える、糖分や塩分の摂り過ぎには、注意が必要です。

*また自分で調理をすることは、認知症予防に最適です。
 メニューを決めたり、食材の調達・調理の順序などを考えることが必要なため、
 脳の活性化に役立ちます。

2―2.認知症予防に効果的な運動

適度な運動は、身体と脳神経の機能を改善するのに、大変有効です。
認知症の発症率と運動の関連を調べた研究結果でも、
認知症予防に高い効果が見られるとされています。
10か条でも述べたように、散歩やウォーキングなどの、有酸素運動が適しています。
有酸素運動は、血流を良くして、脳細胞を活性化してくれるからです。
週3回、一日30分からでも、始めることをおすすめします。

晴れた日の朝は、30分ほどのウォーキングを心がけています。
朝日を浴びることは、質の良い睡眠のためにも効果があります。
それも認知症予防には重要な事ですから☼おすすめです。

2―3.認知症予防に必要な生活習慣

これまで認知症予防の基本となる、食生活や運動について、お伝えしました。
「バランスの良い食事」と「無理なく継続できる運動習慣」が重要です。
生活習慣病が、認知症のリスクを上げる大きな原因であることは、確かです。
生活習慣病予防=認知症予防と考えて良いでしょう。
生活習慣の改善を図ることが、認知症予防の近道になります。

まとめ

「認知症予防10か条」をもとに、具体的な認知症予防の、方法と対策を考えてきました。
加齢による、食習慣の変化や、運動不足が認知症の症状を重症化させる原因にもなります。
まず生活習慣をしっかり見直して、認知症予防に必要な対策がとれているか、
振り返ることから始める必要がありそうです。

メッセージ

最後までお読みいただき有り難うございます。<(_ _)>

タイトルとURLをコピーしました