「笑い」がもたらす健康効果は、よく知られています。
しかし、暗いニュースがつづくと、分かっていても「笑えない」日が多くなるものです。
改めて笑いの効果を思い出し、リフレッシュするのはどうでしょうか?
心を明るくするだけでなく、感染症対策にもなります。
科学的に証明されている効果や、笑うのと同じ効果が得られる方法など紹介します。
😄「笑い」はどこからくる?その効果は?
「吉本興業」が、大学や企業と協力して「笑い」の効果の実証実験をして話題になっています。
笑いがもたらす効果は、近年さまざまな研究や、取り組みによって証明されているのです。
笑いはいつ頃から私たち人間に、備わったものなのでしょうか。
また笑うとなぜ健康に良いのか、その仕組みを検証します。

😄―1.胎児も笑っている「自発的微笑」

胎児は7か月頃から「笑い」の表情が見られます。
生まれてから3ヶ月くらいまでは「自発的微笑」と言い、本能的に無意識に起こる「ほほえみ」です。
「自発的微笑」は「天使のほほえみ」と呼ばれるほど、可愛らしいものです。
これはチンパジーにも見られる現象だとされています。
新生児が寝ながら見せる笑顔は、大人にとってこの上ない宝物を見るような気さえします。
この「笑い」は養育者に関心(愛情)を持ってもらい、保護されることで命をつなぐための、本能的なほほえみだと言います。
これは神様の計らいとしか言いようがありません。
生後3ヶ月を過ぎると、嬉しい時や楽しい時など、感情による笑顔が見られるようになります。
これは「社会的微笑」と言われるものです。
😄―2.笑うとNK細胞が活性化する
思いっきり笑った後は、気分がスッキリするものです。
笑いは、精神的な効果はもちろん医学的効果も立証されています。
免疫細胞であるNK(ナチュラルキラー)細胞活が性化されることはよく知られていますが、これによるがん細胞やウィルスを撃退してくれる効果が期待されているのです。
健康な人でも1日3000~5000個のがん細胞が発生すると言われていますが、これらを攻撃するためには、NK細胞が活性していなければなりません。
笑えばNK細胞が活性化し、がんの発症を抑えたり、コロナウイルスから身を守れます。
NK細胞を薬剤で活性化させるには、3日間ほどかかるのに対して、大笑いした直後では、短時間で高価が得られることが分かっています。
<笑いの種類・一例>
- 気まずい時や面白くない時の笑い👉苦笑い
- 得意げにたからかに笑う👉高笑い
- 以前のことを思い出して一人で笑う👉思い出し笑い
- その場にふさわしくない大声で笑う👉馬鹿笑い
以上のようにどんな笑いでも、また作り笑いでも口角をあげることで効果が得られます。
口角を上げる練習をしましょう。
難しければ、割りばしをくわえるだけでも構いません。
脳は筋肉の動きを、笑いと錯覚して、笑ったときと同じ効果を示してくれます。
😄―3.笑うことで得られるその他の健康効果
笑いで自己治癒力を高めたり、病気の予防をする「笑い療法」は、副作用のない画期的な療法です。
私たちの心身にたくさんのプラス効果をもたらす「笑い」ですが、その他の健康効果についても調べてみました。
😊血行が良くなる
笑うことで呼吸が深くなり、体内に酸素が多く取り込まれて、血行が良くなり新陳代謝も活発になります。
😊自律神経のバランスが良くなる
笑うと交感神経が優位になり、その後急激に副交感神経が優位になることから、自律神経のバランスが整います。
😊脳が活性化する
笑うことで脳の血行が良くなり、海馬が活性化して記憶力が向上するほか、脳全体の働きが活発になります。
😊筋力が鍛えられる
大笑いすると腹筋や表情筋の他、横隔膜や肋間筋もよく動き、鍛えることが出来ます。
またカロリーを消費できるので、ダイエット効果も期待できます。
😊鎮痛作用・幸福感も得られる
笑うと鎮痛作用たんぱくの分泌が促され、モルヒネの数倍の鎮痛作用が得られます。
また脳内ホルモンの「エンドルフィン」が分泌されることで、幸福感をもたらします。
この他にもまだまだ多くの効果があることは、言うまでもありません。
😆「笑い」は高齢者に良い影響を与える?

笑うことの健康効果について解説しましたが、特に高齢者に及ぼす影響もみてゆきましょう。
健康長寿が期待できるかもしれません。
そのあたりを、くわしく検証します。
😆―1.「高齢者うつ」の予防
高齢者は身体的な老化に加え、身近な人の死に向き合ったり孤独に直面することで、精神的なリスクを負いやすくなります。
そう言ったことから抑うつ状態が続き、否定的な思考傾向になりがちです。
こんな状態が長く続くと「高齢者うつ」の発症にもつながりかねません。
笑ってリフレッシュし、気持ちがポジティブになれば、予防も可能になります。
😆―2.生活習慣病の予防ができる
生活習慣病の予防に効果が期待できます。
笑うと血管が拡張され、血圧が下がり高血圧や動脈硬化の改善が期待できます。
また血糖値の上昇が大幅に下がることが確認されています。
糖尿病に対しても、予防や治療に有効と言えるでしょう。
😆―3.認知症予防にも役立つ
笑いは、高齢者の認知機能の低下防止に役立つという研究結果が出ています。
65歳以上の高齢者で、ほとんど笑わない人と毎日笑う人を比較した結果、ほとんど笑わない人は毎日笑う人より2倍以上の認知機能の低下が認められました。
このことから分かるように、笑わない人ほど認知症のリスクが高まります。
落語や漫才など楽しみながら、健康長寿をまっとうしたいものです。
まとめ
「笑う」ことの効果は、ここに挙げただけでも、たくさんあります。
シングルシニアとしては、笑うことはそう多くはありませんが、
努めて笑う機会を増やしたいものです。
時々笑っていないことに気付いて、休む前にユーチューブで
漫才を聞いて笑うようにしています。
笑った後は気分がすっきりして、ぐっすり眠ることができます。
笑いは健康に大きくかかわっていることがよく分かります。
メッセージ
最後までお読みいただき有り難うございます。<(_ _)>


