【シングルシニアの基礎知識】精神科医に習う「楽に生きる」ヒント

シングルシニア

 “ケッコ―ハッピー”に生きているつもりのシングルシニアですが、
時には心が折れそうな時もあります。
しかし長年の経験と知恵で、いつも切り抜けてきました。
そうした積み重ねで今があると、自負しています。
ただ93歳の精神科医が、「楽に生きる」ヒントを伝授してくれるとなると、心が動きます。
婦人公論のネット版でみつけて、ぜひ知りたいと思い読んでみました。
経験豊富な心の専門家が、教えてくれる「楽に生きる」ヒントとは、どんなものなのでしょうか?

1.「楽に生きる」ヒントを教える精神科医とその背景

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

心に折り合いをつけて うまいことやる習慣 [ 中村恒子 ]
価格:1430円(税込、送料無料) (2022/10/19時点)


今回私たちに、「楽に生きる」ヒントを教えてくれる精神科医とはどんな人なのでしょう?
ここでそれをまとめて伝えてくれるのは、現役の精神科医、奥田弘美医師です。
「なんとなく憂うつ」と言った感情は、だれの心にも、すきま風のように入り込んでくるものです。
奥田医師はそんな感情から、抜け出すヒントを与えてくれる、と言っています。

1―1.ヒントをくれるのは93歳の精神科医

今回この記事は「婦人公論.jp」から見つけたもので
「楽に生きる」ヒントを伝授するのは、現在93歳の精神科医・中村恒子医師です。
奥田弘美医師は、中村医師の考え方や行動に、共感しリスペクトされています。
そういった関係性から、共著で本を出されており、そこから学ばれた内容をここに著しているのです。

中村恒子医師は、戦後の混乱期から、精神科医として活躍されてきました。
紆余曲折ある困難な人生を、ただ淡々と生きてきたと言います。
その中で生まれる多くの言葉が、沢山の人々の心に響き、救ってきたのでしょう。
著書累計30万部突破のべストセラーとなっているのが、その証とも言えます。

1―2.共著からヒントをひも解いてみる

お二人は
「心に折り合いとつけて うまいことやる習慣」
「不安と折り合いとつけて うまいこと老いる生き方」
を共著されていて、その中から抜粋して解説してくれています。
内容は自己啓発書などでも、よく目にする言葉ですが、
中村医師の関西弁の語り口調が心にしみて伝わります。
特に私自身が、関西人であることも一因でしょうが、
重たい人生を軽々語る姿が浮かんできてとても納得のいくものです。

2.「楽に生きる」ヒントから学ぶこと感じること

ではこの記事で、伝えたいことは何なのでしょうか?
楽に生きられることを望んでいる私たちに、語り掛ける言葉はどういったものでしょうか?
とても興味深く、しかし祖母から話を聴くようなリラックスした気持ちで、読み進めてみました。

2―1.欲をそぎ落として心穏やかに生きる

❖「幸せでなければならない」と思わない方が幸せ

見せかけの幸せに振り回されず、自分が満足出来ればそれが幸せ、と解釈しました。
世の中の幸せの概念がこうだから、こうでなければならないと、
欲にかられているうちは穏やかになれない。
欲求をばねにして、頑張る若い人は別です。
しかし歳をとったら欲をそぎ落として、穏やかな暮らしのために、
こだわりは捨てた方が無難と言う事です。

❖「お金のために働く」でええやない

人が働く原点を見つめなおして、理屈を省けば、シンプルに仕事と向き合えると言う事でしょう。
シングルシニアが働く原点は、生活の維持です。
自力で働き収入を得る行為が、子どもや兄弟の負担とならない、最上の目的です。
今はなりふり構わず、その原点で日々格闘しています。
直球で心に伝わってくる言葉です。

2―2.自分は自分、人は人の精神で生きよう

❖他人さんを変えることにエネルギーを使わない

他人に自身を満足させる行動や言動を求めても、叶うはずがないと、
この年になってようやく合点がいきました。
若い頃は、他人に不満ばかり抱えていたような気がします。
自分が他人の思う通りにならないのに、他人が自分の思い通りになるはずがないのです。
それが分かってから、確かに無駄なエネルギーを、使わなくなった実感があります。

❖老いることは当たり前で、自然なことなんや

最近は「老化」は病気と位置づける、研究が進んでいると聞きます。
アンチエイジングに躍起になり、高価な化粧品を買い求める人もいます。
しかし多くの経験でつちかった知恵を身にまとうことで、
若さにはない良さが出てくると信じています。
自然を受け入れることは、エネルギーと時間を有意義に使える事だと理解します。

2―3.他人と比べることを止める

❖夜に疲れた頭でいくら考えても、ええ考えは浮かんでこない

中村医師は心配事があると「明日考えよう」と寝てしまうそうです。
睡眠学から言っても、睡眠で脳の疲れをとらなければ、良い考えが浮かばないからです。
私も同じように、「考えたって仕方ないから寝よう!」と言葉に出して、横になることがあります。
しかし分かっていても、結局考え続けて眠れないこともあり、反省しています。
今後は自分に、このことを言い聞かせ、実行するようにしたいと思いました。

❖自分と人とを比べて落ち込んでも意味がない。まったく無駄ですわ

中村医師は、人は比べてしまうものとしたうえで、
「これは比べなくて良いもの」と線引きが重要だと言っています。

住宅街をウォーキングしていると、お城のように大きな家があります。
その家の前に立つと「私には計り知れない苦労があるんだろうな…」とつい考えてしまいます。
むかしなら羨ましくて、自分が情けなくなっていたかも知れません。
今はしがらみのない幸せは、多くを持つ人達にない幸せだと、感じるようになりました。

❖「孤独はいいもの」と受け入れると楽になる

中村医師は「人間とは基本的に一人であり孤独なもの」と言っています。
一度孤独を良いものと受け入れると、本位でない付き合いに振り回されて、
疲れることも無いと教えてくれています。

実際私自身も、孤独と孤立は別と考え、孤立せぬよう孤独を貫ければと考えてきました。
無理に周囲を排除する必要はありませんが、
孤独を恐れてどこかにのめりこむのは違うのではないでしょうか。
いずれ一人でこの世を去るのです。
覚悟がなければ、シングルシニアは行き場を失ってしまいます。

自分なりに、「老い」や「孤独」についての持論はあります。
しかし人生の先輩が、さりげなく口にする「楽な生き方」に共感しました。
今回も「ネット」から学ぶことは多くあった気がします。

まとめ

「楽に生きる」という表現は、まれに誤解を生むかも知れません。
楽して生きるのではなく、心持ちを楽に解放されて生きると言う事です。
これは人として、「生きやすく生きる」と言う、とても重要な課題だと思います。
日本人は元来、真面目に物事をとらえ、つい生きにくい人生を選びがちです。
自身も身に覚えがあります。
それが悪いのか良いのか、それぞれのとらえ方でしょうが、
出来れば「楽に生きる」技を身につけてもらいたいと思いました。

メッセージ

最後までお読みいただき有り難うございます。<(_ _)>

タイトルとURLをコピーしました