シングルシニアのリスクと対策 そして前向きな生活のために

シングルシニア

シングルシニア(一人暮らし高齢者)は、少子高齢化と共に増加の一途をたどっています。
核家族化は快適な家庭環境と信じて、私たち自身が選んで作り上げてきた家族の在り方です。
シングルシニアはそうした家族の形態から、増えるべくして増えている気がします。

私自身離婚を機に、シングルシニアライフを20年近く経験してきました。
その経験と、今後の私自身の生活を見直すためにも、この記事を書きました。
同じように高齢で、事情あって一人暮らしを実践しておられる方々の、参考になれば幸いです。

人生100年時代をどう生き抜くか、これからの課題は少なくはないでしょう。
それでもこれまでに培った経験や知恵を活かして、前向きに生きていきたいものです。

1.どんどん増えるシングルシニア

シングルシニアつまり、一人暮らしの高齢者が増加傾向にあることを知っていますか?

高齢化社会についてはよく論議されますが、高齢者の増加にともなって、一人暮らしの高齢者の数も増えています。
ライフスタイルの変化で核家族化が進み、昔のように2世代・3世代で暮らす世帯は激減しました。
昔はおじいちゃん、おばあちゃんが家にいて、親に叱られた子どもは祖父母の陰に隠れて甘えたものです。

現代のような家庭環境は機能的で自由かも知れませんが、結果子育てが終わったら別居と言う構図が、高齢者を孤立へ導いているのかもしれません。

1-1. シングルシニアが増えている現状

公的な調査データでも明らかですが、一人暮らしの高齢者の数は年々増えていて、数年後には今を大きくうわまわります。

現在働き盛りの中年世代にも、無関係な話ではなさそうです。

出典:平成22年版 情報通信白書

2040年になると、男女とも65歳以上の高齢者の4~5人に一人は一人暮らしの生活が待っていると考えられます。

中年世代は他人事と思わず、親世代に起きているこの現状を、近い将来の自分たちの姿と認識する必要がありそうです。

1-2. シングルシニアが増える原因は何?

高齢者の一人暮らしの原因は多種多様です。

最近はネット環境が整い、高齢者もスマホを自在に操作する時代になりました。
ネットショップや通販で買い物をし、公的な申告や申請も家にいて、
QRコードで読み取れば簡単に出来る時代です。
このような便利な環境も要因の一つかもしれませんが、
高齢者が一人で暮らす理由はそれだけではなさそうです。

  • 生きがいも経済力もあり不満がない
  • 他者とのストレスを感じたくない
  • 住み慣れた場所から離れるのが不安
  • 頼れる人がいないので致し方なく

以上のような理由も、高齢者の一人暮らしが増えて行く原因になっているようです。

2.シングルシニアのリスクって何?対策はどうする?

加齢とともに高齢者には、たくさんのリスクが発生します。
健康上の問題、社会的な孤立から生じるトラブルなど様々です。
しかしリスクに対する認識を持ち、その対処法、対策を考えておくことで回避することは出来ます。

2-1. シングルシニアのリスクって何?

シングルシニアが抱えるリスクには、主に次のようなことが考えられます。

  • 自然災害時における対処
  • 詐欺や犯罪などによるトラブル
  • 認知症の発症または進行
  • 身体的精神的健康の不調
  • 孤独死(孤立死)

このようなリスクは、必ずしも高齢者だけではなく、
ひとり暮らしをする若年者にもあり得ることです。
とは言え、高齢であることがリスクをより深刻にしていることは確かです。

2-2.シングルシニアのリスク対策はどうする?

それではリスクへの対策はどうすればよいでしょう。

  • 可能な限り家族と同居または近くに住む
  • 地域活動への積極的な参加
  • 自治体や地域での見守りサービスや支援を利用する
  • 過労を避け精神的な負担をなくすよう努める
  • 趣味や生きがいを感じられる事を見つける
  • 軽い運動や笑う習慣を心がける

高齢者が一人で暮らすことは、他者への遠慮や気遣いなど、
ストレスを感じなくて良い自由な暮らし方である一方、
自分一人で多くのリスクと向き合いながら生活することになります。

また家族がいる場合は、突然のトラブルや死に直面した時、
それなりの心配や迷惑をかけることになります。
だからこそ事前の対策は、自身の安全を守ると共に、周りへの配慮として備えておく必要があります。

3.シングルシニアが前向きに生きて行くには?

高齢者の一人暮らしには、何より前向きな考え方と行動が必要です。

常に家の中に引きこもり、孤立した生活をしていたのでは、
せっかく与えられた自由でわがままの許される有り難い時間を無駄にしてしまうことになります。
それはもったいない事です。
是非これからは、貴重な時間を大切に、シニアライフを楽しみましょう。

3-1.生活習慣を見直して前向きに生きる

よく動いていますか?食べていますか?眠れていますか?

生活習慣を改善することで、体力面・気力面がアップし、やる気が出て前向きな思考になります。

・適度な軽い運動を心がけましょう 

高齢者には、心肺機能の強化や骨を丈夫にする効果のある有酸素運動がおすすめです。
無理のないウォーキングや水泳などが良いでしょう。
転倒防止の効果もあり、寝たきりの予防にもなります。

・栄養状態を低下させないバランスのよい食事を心がけましょう

栄養状態が悪くなると、体力や免疫力の低下につながります。
一人暮らしだとつい、調理が面倒になり簡単な食事になりがちですが、
主菜はもとより副菜に野菜や肉、魚、卵などビタミンやタンパク質を意識した、
バランスの良い食事を心がけてください。

・良質な睡眠がとれるよう心がけましょう

高齢になると、何かしらの睡眠障害に悩まされることが多くなります。
 睡眠の質が下がると、生活習慣病のリスクが高まり、心身への悪影響が出てきます。
それを防ぐには、規則正しい生活をする、暴飲暴食をつつしむなど意識して生活する必要があります。

3-2.メンタルヘルスを大切に

意外と気付きにくいのが、心の健康です。

高齢になると必然的にホルモンバランスも大きく変化し、
環境に適応するための気力や体力も低下しています。
ちょっとしたきっかけで「高齢者うつ」を発症し、
病気という認識の無いまま、身体へ大きなダメージを招いてしまう結果となります。

常に前向きで、ポジティブな思考をもって、生活する癖をつけましょう。

  • 機会を作って人と会話する   
  • 楽しめる趣味を持つ
  • 笑う習慣をつける(^_^)
  • 笑えなければ、口角を上げる努力をする

少し意識するだけで、生活の質は変わってゆきます。

私自身子育てのさなか、パニック障害と重度のうつ病を併発し苦しみました。

その経験があることで、心の状態に常に注意をしながら、自分と向き合う習慣が出来ています。

心身の健康を確保して、前向きなシニアライフを楽みましょう。

まとめ

この記事は、ほぼ自分自身の経験と、自分への更なるアドバイスです。
来年70歳を迎え、シングルシニアライフも20年程経過しました。
生命ある限り、ポジティブに人生を考え、全うしたいという意欲は尽きません。
今後もシングルシニアの前向きな生き方を実践するため、記事を書き続けて行きます。

メッセージ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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