【シングルシニアの心配事】老化を防ぐ焦げない体身の作り方とは?

シングルシニア

以前に「さびない身体の作り方」を紹介しました。
人のからだは、油断すると“さびる”“焦げる”と言った症状を引き起こします。
それは若い時からの生活習慣の積み重ねで、加齢とともに老化という形で顕著に表れてきます。
身体は活性酸素の影響で、酸化によって「錆さび」を生じる、と説明しました。
では何が身体に「焦こげ」を生むのでしょうか?
今回は老化を防いで、若々しいシングルシニアライフが送れるよう、
身体の「焦げ」の原因と対策について考えてみます。

1.人の身体はなぜ焦げる?焦げたらどうなる?

人の身体は酸化によって、「さびる」ことは分かっています。
では「焦げる」とは、何が原因で起こるのでしょう。
そして体が焦げることで、どういった弊害があるのでしょう。
ここでは身体が「焦げる」とはどういうことなのか、
その原因は何なのかなど、解説してゆきます。

1-1.身体が焦げる原因は「糖化」にある

身体が焦げる原因は「糖化」によるものです。
「糖化」とは、食事などで余分に摂り過ぎた糖・たんぱく質・脂肪が体温によって、
不正常に結びつくことを言います。
身体の熱が関係することから、糖化反応=「身体が焦げる」と表現します。
糖化は細胞などを劣化させ、肌のシミ・しわ・くすみと言った老化現象を起こし、
体調不良や病気へと発展させます。

「糖化」現象を、よくホットケーキが焼ける状態にたとえます。
たんぱく質・脂肪を含む牛乳と卵に、砂糖などの糖を混ぜて焼くと、きつね色に焼きあがります。
これを“メイラード反応”と呼びます。
料理などで、こんがり仕上がるのは良い事ですが、
身体の中で起きると「糖化」というマイナスの効果を生じるのです。

1―2.「糖化」すると起きる身体への影響

糖化は人の身体へたくさんのダメージを与えます。
摂り過ぎたブドウ糖が全身の細胞で、たんぱく質や脂肪に付着して糖化が進むと、
AEG(糖化最終生成物)ができます。
これは人の身体に悪さをする厄介な物質で、
内臓や体内組織に作用し、病気の原因となるのです。
具体的には、次のような悪影響が起こります。

  • 肌のコラーゲン繊維を破壊し肌トラブルの原因になる
  • 髪のたんぱく質の糖化により髪にハリや艶がなくなる
  • 血管の糖化では動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞などリスクが高まる
  • 腎臓のタンパク質に作用すれば腎機能低下が起こる
  • 骨では骨粗しょう症をひきおこす引き金になる
  • 目に起きればドライアイ・白内障・網膜症などの障がいとなる
  • アルツハイマー病においては通常の3倍のAEGの蓄積が見られる
  • 糖尿病患者の合併症を起こす原因になる

糖化が私たちに、どれほどの悪影響をもたらしているか、よくわかるでしょう。

1―3.「糖化」しやすい人とその原因

糖化しやすいタイプの人がいます。
またそれには原因があります。
それはどういうタイプで何が原因なのか、説明します。

学生時代スポーツをしていて、社会人になってやめても、食事の量が変わらない人は要注意です。
メタボリックシンドロームと診断された人はさらに用心しなければなりません。
糖尿病の人は、糖尿病合併症になる危険性もあり、一層注意が必要です。

この原因はすべて、「AEG」によるものです。
食後30分から1時間で血糖値が上がり、その間「糖化」が起き、AEGが出来やすくなります。
糖化を防ぐポイントは、血糖値のコントロールです。
必要以上に摂り過ぎた糖が、糖化しAEGが出来て、身体へ悪影響を及ぼします。
若い時は代謝力がありAEGを排出する力もありますが、年齢と共にAEGが蓄積されやすくなります。
メタボの人は血糖値が高いため、糖化反応が強く出ます。
糖尿病の人も、急激な糖化反応が起きやすく危険です。

2.焦げない(糖化しない)身体を作るには?

身体にとって、どうしても防ぎたい「糖化」ですが、そのために何が必要でしょうか?
糖の過剰摂取は糖化につながると言う事は分かりました。
その他に注意したい食生活の見直しや、生活習慣についても考えてみます。

2―1.糖化しない食生活とは

糖化を防いで、焦げない身体を作るために、食生活で注意したい点を考えます。

  • 加工肉は避ける
  • 油を使って高温調理したものは避ける(ファストフードなど)
  • 糖分の多い菓子や飲み物は避ける
  • 硬い食品を選んで食べる(食後の血糖値を抑える)
  • 抗糖化食品をとる(キノコ類、ナッツなど)

糖と脂肪・たんぱく質の結合を防ぐためには、どれも過剰摂取しないよう、
食べ過ぎには注意が必要です。

2―2.糖化を避ける生活習慣

糖化を避けるための生活習慣も見直す必要があります。
以下のような点に注意すると良いでしょう。

*食事で食べる順番を考えて食べます
 👉主食の炭水化物をとる前に食物繊維の多いものや肉・魚類を食べる

*糖分の摂り過ぎを防ぎましょう
 👉食べ放題や大盛りの料理は注意が必要

*血糖値の上がる食後1時間の運動が効果的です
 👉食後の30分から1時間のウォーキングや有酸素運動が効果的

*運動直後に甘い飲料水等は控えましょう
 👉食後同様に急激な血糖値の上昇を抑えるためです
  
生活習慣の見直しは、生活習慣病の予防にも効果があり、老化を食い止めるのに有効です。

2―3.「酸化」と「糖化」は病的老化のみなもと

必要以上に紫外線を浴びたり、過度なストレス・活性酸素などから、
身体は酸化反応を起こし錆びます。
また余分な糖分の摂り過ぎから糖化反応により、糖化して身体は焦げるのです。

老化には加齢にともなう、正常な老化と、
「酸化」「糖化」のような危険因子の作用によって引き起こす病的な老化に分かれます。
病的な老化を防ぐために、これらの危険因子から、身体を守る必要があります。
特に、糖化と酸化の関連性は深く、この二つがそろうことで、
病的な老化への危険度を何倍にも増やすことが分かっています。

まとめ

さびない身体づくりのため、活性酸素を除去し、
酸化を防がなければならないと考えていました。
しかし酸化だけが、老化を早めるのではなく、
身体を焦がす糖化という現象にも、注意をはらう必要があります。
そのためにも生活習慣を見直して、受け入れざるを得ない正常な老化とだけ、
向き合うシングルシニアライフとしたいものです。

メッセージ

最後までお読みいただき有り難うございます。<(_ _)>

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