【kekko 随想】「狂い咲き」とは呼ばないで!「返り咲き」の桜です。

kekko 随想

ようやく秋らしい季節になりました。

寒いのが苦手な私にとって、少々複雑な気持ちです。

短い秋が過ぎれば冬を迎えます。

当然のことですが…

コロナにインフル、感染対策をしっかりしないと!油断大敵!

そんなことを考えながら、歩く道の先で「えっ!」季節外れの花を見つけました。

◇ここだけ春みたい

桜が咲いています。

秋に桜と言っても、コスモスではありません。

まぎれもなく、桜の木に薄ピンクの花が咲いていました。

以前紹介した「JR福間駅さいごう口」から川沿いを福津イオンに向かって歩いていると、秋晴れの空に可憐に咲いていたのです。

足元を見ると、たんぽぽが咲き綿毛もそよいでいます。

なんだかここだけ春の景色のようで、ポカポカ陽気も相まって、楽しい気分にしてくれました。

◇狂い咲きというなかれ

タンポポのそばにはハナカタバミがかわいいピンクの花を咲かせていました。

春に咲くのが通常とされる「桜」が、秋に花をつけると「狂い咲き」などと言われます。

私も実のところ、その言葉が頭の中をよぎりました。

しかし、その可憐な花には、とても似つかわしくない言葉です。

小春日和が続くと、桜は春になったと勘違いして秋に花を咲かせることがあり、これを「狂い咲き」と呼ぶようです。

でも勘違いなら、狂っているという表現は、桜には気の毒な気がします。

勘違いの多い、自分にも重なる所があるからかも知れません。

冷たい冬を目前に、こんなに温かい気持ちにさせてくれる「さくら」。

せめて「返り咲き」と表現してあげたいと思います。

◇もともと桜は秋に咲く?

ソメイヨシノが桜の代表格ですが、その種類は日本だけでも数百種類もあるとか。

そのほとんどは春に花を咲かせますが、中には秋に咲く種類もあるようです。

  • ジュウガツザクラ
  • フユザクラ
  • ヒマラヤザクラ(ネパール)

などのように、10月から11月にかけて花を咲かせる桜です。

桜は本来秋に咲いていた、という仮説もあるらしく、一概に秋に咲く桜を「狂い咲き」とは呼べないことが分かります。

人と同様に、植物にもいろいろな個性があって、それをいつ発揮するかは自由で良いのではないでしょうか。

◇「狂い咲き」ではなく「返り咲き」の人生を

冬の花木のギョリュウバイも桜に負けじと咲いています。

人にも返り咲きのチャンスが欲しいものです。

若い頃とは違った視点や価値観を身につけて、落ち着いてもう一度咲いてみる。

咲くべき季節を勘違いで「狂い咲き」するのではなく、咲くべき時を知って「返り咲き」ができたらどんなに素敵でしょう。

いやいや、あきらめるのはまだ早い!

幾つになっても、花を咲かせるのに遅いということは無いはずです。

十分にエネルギーを蓄えて「返り咲き」のチャンスを待つことにしましょう。

◇まとめ

季節外れに咲く「さくら」に、ひと時いやされました。

季節を考えずに咲くと「狂い咲き」などと言われます。

それはあまりにも失礼な言葉です。

この季節を目指して、ここぞとばかりに、咲き誇っているのかも知れません。

人も花も、咲きたいときに咲く、自由な感性を大切にしたいと思います。

メッセージ

最後までお読みいただき有り難うございます。<(_ _)>

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