以前から「Z世代」と言う言葉が、気になっています。
お笑い芸人さんたちが集まる番組で、会話の中に時々出てくるので、
芸能界の用語かと思っていました。
しかしよく聞いてみると、別の「世代」と比較して、その特徴を話していたのです。
「団塊の世代」とか「ゆとり世代」などは、理解できますが、
「Z世代」もその世代の一種を指すのでしょうか?
どうもこの「世代」が、世の中を動かすキーワードのようです。
少し踏み込んで調べてみました。
1.「Z世代」が分からない!そして世代とは?
「Z世代」と聞いても、いつ頃生まれて育った人たちを言うのか、分かりません。
よく話題になるのには、何か大きな特徴でもあるのでしょうか?
そのあたりが理解できないと、先に進まないので、「Z世代」について調べてみました。
1―1.「Z世代」は1995年~2010年頃生まれた世代
「Z世代」とは1995年~2010年頃に生まれた、現在12歳~27歳くらいまでの人を指すようです。
しかしこれには厳密な定義は無く、数年の誤差が含まれていると、考えてよいようです。
2021年新語・流行語大賞のトップテンに、この言葉が選ばれています。
1―2.「Z世代」の特徴
デジタルネイティブといわれる「Z世代」ですが、
生まれた時点で家庭や周囲に、既にパソコンやネット環境が整っていた、という特徴があります。

気付くとスマートフォンをおもちゃ代わりに操作し、
SNSでのやり取りが当たり前のごく最近の若者ですね。
その他の特徴は以下の通りです。
- ブランドにこだわらず自分が気に入っているかどうかが大事
- 物の所有にこだわらず必要なときにシェアするという意識が強い
- 社会に対する関心や意識が高い
- ジェンダー問題にも意識の高さを示す
情報を上手に取り込みながら、自分の価値観を見出し、
合理的な生活を心がけている世代のように感じます。

今後の活躍が期待できる世代ではないでしょうか?
1―3.「Z世代」と言うネーミング
「Z世代」の「Z」は、アメリカの世代わけで使われていた「Generation Z」からきています。
「Z」の前が「Y」そしてその前は「X」でした。
最初アルファベットで世代を表したのが「X」で1965年~1980年頃生まれた人たちを指します。
これは1991年に発表された
「ジェネレーションX 加速された文化のための物語たち」
と言う小説がベストセラーになり、登場人物の世代とマッチしたことから名付けられたようです。
- X世代👉1965年~1980頃の生まれ
- Y世代👉1981年~1994年頃生まれ(ミレニアム世代ともいう)
- Z世代👉1995年~2010年頃生まれ(真のデジタルネイティブともいう)

2011年以降に生まれた人たちは、「α世代」と呼ばれ始めているようです。
2.日本で使われている世代の名称と特徴は?

アメリカでも世代分けがあり、それを用いて「Z世代」と呼ぶようになったことは分かりました。
この他にも、日本では古くから「世代分け」がされていたようで、
「大正世代」「昭和一桁世代」「焼け跡世代」などの名称も見受けられます。
特によく聞く「世代」について、もう少し詳しく解説します。
2-1.「世代」の名称と年代そして特徴
世代の呼び名は、その時代の世相を映し出しています。
代表的な「世代」の名称と年代、特徴などを順にあげてみます。
①団塊の世代 👉1947年~1949年頃の生まれ
戦後のベビーブームの世代
高度成長期に社会人となりバブル期を経験した世代
堺屋太一氏の発表した小説「団塊の世代」から名付けられた
②新人類世代 👉1961年~1970年頃の生まれ
経済人類学者の栗本慎一郎氏が名付け親となる造語
政治や社会に対して冷めた目で見る若者が多いのが特徴
それ以前の世代感覚にかなりの差が生じたのが特徴
⓷就職氷河期世代 👉1971年~1982年頃の生まれ
リクルート社の雑誌「就職ジャーナル」で使われて流行語にもなった言葉
バブル経済がはじけた後の長期の景気低迷期に社会人となり就職難の中にあった
「失われた世代」「ロストジェネレーション」とも呼ばれ今も社現象を残している
④団塊ジュニア世代👉1971年~1974年頃の生まれ
就職氷河期とオーバーラップする世代
団塊の世代の子ども世代で第二次ベビーブームの世代
⑤ゆとり世代 👉1987年~2004年頃の生まれ
詰め込み教育からゆとり教育へと教育方針の転換期が学齢期だった世代
自己主張することが少なく物欲より人との共感を求めるのが特徴
⑥ミレニアム世代 👉1980年~1990年頃の生まれ
「ゆとり世代」と重なる
2000年以降に社会人となる世代でアメリカのマーケティング用語が使われた
この後「Z世代」へと続く
2-2.「世代」で分ける意味とメリット
同世代の人同士は、時代背景が共通することから、価値観や考え方が似通ってきます。
このことを応用して、世代間の変化や時代・社会の変化について、分析することが可能です。
その分析結果を活用することで、経済活動に役立てることが出来ます。
また社会活動においても、世代別にターゲットを決め、アプローチすることも出来るでしょう。
現代では「世代」をマーケティングに活用する研究や、社会学で学ぶ学生もいると聞きます。
今後も「世代」の特徴を把握し、社会に役立ててもらえればと思います。

世代間で「○○世代は我々世代と違って~だ」などと決めつけないで、
理解し合うことが大切ですね(^_^)
まとめ
ようやく「Z世代」について、理解することが出来ました。
時代背景が違えば、当然考え方や生活様式も変化します。
「世代」で分かりやすく表現するのは、合理的な方法かもしれません。
しかし世代でひとくくりにして、個人を判断するには、少し範囲が広すぎるような気もします。
世代間の差はあるかも知れませんが、
それぞれの個人を尊重し合いながら、「世代」の理解を深めたいと感じました。
メッセージ
最後までお読みいただき有り難うございます。<(_ _)>


