以前の記事で、ルーティンについてお伝えしましたが、ここでは日々の、朝食ルーティンのお話です。健康を考えながら、食材を選んでいたら、こんな風になってしまいました。品数のわりに、食材の数が多いので、食材別に栄養価や特徴など説明します。
今回は番茶です。番茶は“下級茶”と思っていませんか?
意外に知られていない、その特徴と魅力を解説します。

10年前まで、以下の資格取得のもと、
(ジュニア野菜ソムリエ・NPO日本食育インストラクター・国際薬膳食育師)
自治体等で食育講座・料理教室の講師を務めながら、
福岡県内で食育インストラクターとして活動していました。
以前の経験が、今は自分の健康に役立っています。
ここでも食に関する情報を、参考程度にお伝えできればと考えています。
朝食ルーティン 毎日のメニューは?
🍌チアシード&ヨーグルトバナナ
(カスピ海ヨーグルト・バナナ・チアシード
・オリゴ糖・シナモンパウダー)
🍅トマトジュースリンゴ酢いり
🥛手作り甘酒プラス豆乳
🍎その日の果物少々
🍵番茶(金時生姜パウダー少々・梅干し半分)
1.番茶は日本で飲まれている緑茶の一種🍵特徴と種類は?
ペットボトルの日本茶が普及し、手軽に誰でもその良さを、味わえる時代です。
しかし急須を使って、日本茶を飲む習慣が、昔に比べると少なくなりました。
日本茶の中でも、比較的手軽に飲めておいしい「番茶」の特徴や種類を知って、たまには急須で番茶を飲んでみませんか。
1-1.日本茶の歴史・そして中国茶との違い🍵
奈良時代に中国からお茶が渡来したのが日本茶の文化の始まりです。
鎌倉時代頃から、さかんに「茶樹」が栽培されるようになり、日本各地で日本茶が飲まれるようになりました。
日本茶と中国茶では、味・香り・色などに違いがありますが、使用している「茶樹」の葉は同じです。その違いは製法が異なることから生まれています。
中国茶は発酵させてできる「発酵茶」で黒っぽく、日本の緑茶は、蒸して発行を止めた「不発酵茶」で、そのため鮮やかな緑色をしています。
1-2.番茶になる茶葉と味わい🍵
番茶の製法は、煎茶とほぼ同じですが、原料となる茶葉の収穫時期に違いがあります。
煎茶は若葉のうちに摘み取った一番茶、に対して番茶は夏以降に収穫された、三番・四番の茶葉や煎茶に向かない大きい茶葉など使います。
番茶の味は、淡白でさっぱりとしていますが 、多少渋みを含んでいます。
煎茶の製法は比較的新しく、江戸時代中期までは、一般にお茶といえば番茶が飲まれていたようです。
1-3.番茶の名称の由来には色々ある
「番茶」と名付けられたのはどうしてでしょう。
🍵番茶は日常に飲まれるお茶だからという説。
「番」という言葉は、普段・日常的という意味合いがあり、番傘(ばんがさ)・御番菜(おばんざい)などと使われています。
🍵晩茶が番茶に変化したという説
一番茶・二番茶を摘んだ後に収穫することから晩茶と呼ばれていたようです。
🍵番小屋で飲むような粗末なお茶という説
昔各町の町人が、交代で夜番をする為の小屋では、安いお茶しか飲まなかったからでしょう。

諸説あるようですが、庶民の飲み物であることがよくわかります。



いつもイオンで買ってくる番茶です。
2.番茶の栄養や効果的な飲み方は?

番茶は庶民的で、安価なお茶ですが、栄養価についてはどうでしょう。
コロナウィルスが私たちを苦しめるようになって、日本茶に対する見方が変わったように思われます。その効能や飲み方について詳しく説明します。
2-1.番茶の栄養と効能
番茶に含まれる主な栄養素は次の通りです。
☝サポニン
特に番茶の葉に含まれるテアサポニン・アッサムサポニン類が血糖値の上昇を抑える
☝ポリサッカライド
特に番茶の中に多く含まれる多糖類で冷水で浸水することでえられるエキスに含まれる
・血糖値を下げる効果が認められている
☝カフェイン
苦み成分で煎茶や玉露など上質のお茶ほど多く含まれ番茶は約半分の含有量
・利尿作用があり胃への刺激も強いので飲み過ぎに注意
☝カテキン(ポリフェノール)
ポリフェノールの一種で苦み・渋みをもたらすお茶の主成分
・太陽の光を多く浴びると増える成分で煎茶に次いで番茶に多く含まれ
特に抗酸化力が強く生活習慣病などの予防が期待される
☝テアニン(アミノ酸)
アミノ酸の一種で、お茶に含まれるアミノ酸の中で、もっとも多くを占めている
・カフェインの作用を穏やかにして、脳にリラックス効果をもたらす
☝ビタミン類
多く含まれるビタミン類の中で、ビタミンCが最も多く、お茶に含まれるものは、
熱に壊れにくい性質を持っている
またビタミンA・Eも含有
・抗酸化作用、免疫機能増強に効果
2-2.番茶の飲み方の色々と効果

番茶の入れ方3種類紹介します。
🍵急須で入れる
急須に茶葉を入れ、沸騰したお湯を注いで、2~3分蒸らして器に入れていただきます。
*カテキンの効果で、抗酸化・抗菌・抗ウィルスなどの作用を得られます。
🍵煮出す
出来れば土鍋か土瓶を使って煮出すと香りが出やすくなります。
湯を沸かし茶葉を入れ、弱火で15分程に煮出します。茶こしでこして保存します。
*お茶に含まれるビタミンCはカテキンに守られ、こわれにくいので安心です。
🍵水出し法
保冷瓶に茶葉を入れ、水を入れて冷蔵庫に、一晩寝かせるだけです。
*ポリサッカライドという有効成分が抽出され、血糖値降下に有効です。
それぞれの効果に合わせて試してみてはどうでしょうか。
2-3産地によって番茶には特徴がある🍵
日本では地域ごとに、個性的な番茶があります。
関東では煎茶を使った緑色のものを指し、関西では強めに焙煎した茶葉を番茶として使うことが多く
茶色い葉っぱ状のものを見かけます。ごく一部ですが、産地別番茶を紹介します。
*石川県/加賀棒茶
茶の茎を強火でさっと焙じていて、香ばしさが引き出されている。
*滋賀県/赤ちゃん番茶
2~3月につむ茶葉を使用し、厚くて丈夫な葉からは、さっぱりとした甘みを味わえる。
*京都府/京番茶
茎ごと刈り取った大振りの茶葉を、天日乾燥し焙煎。
焦げ臭いほどのスモーキーさが特徴。
*奈良県/親子番茶
刈り残った新芽と、熟成した親芽を同時に加工する。
茎や新芽・親芽の味わいが楽しめる。
*宮崎県/三年番茶
製造してから3年以上熟成させたお茶をじっくりと焙煎する。
香ばしく、ほんのり甘味のあるのが特徴。
それぞれ各地の独特な製法で個性的な番茶が存在することが分かります。
まとめ
朝のルーティンで、先祖にお茶を供えていますが、その際自分用に、マグカップにたっぷり入れて飲んでいます。
朝いただく番茶は、気持ちをほっとさせてくれて、テアニンの作用か気分が落ち着きます。
急須で入れた番茶も試してみてはどうでしょうか。
メッセージ
最後までお読みいただき有り難うございます。<(_ _)>


