「女性の品格」でベストセラーを放った、坂東眞理子さんの新著「女性の覚悟」が、
雑誌のインタビュー記事で紹介されていました。
坂東眞理子さんというと、東大卒業後当時の総理府に入省、
その後キャリアを積み現在昭和女子大学の学長をつとめられています。
これまでにも、彼女目線で女性にさまざまなメッセージを、伝えてくれました。
今回の新著「女性の覚悟」が、私たち高齢期の女性に、
どのような覚悟のあり方を教えてくれるのでしょうか?
坂東眞理子さんがインタビューに答えて、届けてくれるメッセージからひも解いてみようと思います。
1.高齢期の女性にも開かれるチャンスはある?

高齢期を迎えた私たち世代の女性に、チャンスは残されているのでしょうか?
「男は会社・女は家庭」と世間から認識され続けてきました。
女性が働きたければ、家庭の仕事を十分に果たして、
余力があればやればいいという風潮の中で生きてきました。
しかしこれからの社会では、そんな考え方は通用しないでしょう。
チャンスがあるなら、挑戦する時間はまだたっぷり残されていのですが…。
1―1.日本女性の地位の低さは思い込みからきている
「男は会社・女は家庭」と言った社会の考え方が、
女性の中にも浸透してしまっていて、無意識に思い込んでいるのではないでしょうか。
日本女性の地位の低さは、昔と変わらず、いっこうに向上する気配が見えません。
政治の世界を見れば、顕著にそれを物語っています。
情報番組でも、日本女性の地位の低さを取り上げ、グラフにして訴えかけてきます。
その原因のひとつは、アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み・偏見)にあると、
坂東眞理子さんは言います。
この思い込みから高齢女性は解放され、人任せにせず、自分の人生に向き合うことが必要です。
人生100年時代に向けて、女性が自分の人生を生き切る覚悟を持てるよう
「女性の覚悟」を書いたと著者が思いを話しました。
1―2.年齢を重ねたら少しお人好しがいい
年齢を重ねたら少しお人好しになって、
金銭的な報酬より人生を豊かにする見えない報酬を求めて、
満足する方が良いと説いています。
昔のように「老後」を楽しむ時代は過ぎました。
平均寿命が90歳に届きそうな現代、無形資産(稼げる力)を持つことが大切です。
高額の収入を求めなければ、働く場所は高齢女性といえどもまだあります。
恐れず勇気をもってすれば、新しい人生に踏み出すチャンスはあると、励まされました。
稼げる力を持ち続けるため、自己管理をしっかりしながら、
お人好しな暮らしを目指したいと思います。
2.高齢期の女性が必要な覚悟はなに?

勇気をもって新しい世界に踏み出すために、私たちシニア女性に必要な「覚悟」とは何でしょうか。
昔のシニア世代に比べて、現代は見た目も体力も、そして気力も随分若いと思います。
現在シルバー人材センターで、いくつか仕事に取り組んでいますが、
同世代の女性たちは皆年齢を感じさせない若さがあります。

私も含めてです。(^^;
まだ新しいチャレンジを、試みる余力は十分にあると思います。
そのために必要な覚悟を知りたいのです。
2-1.やりたいことを決めて実行する覚悟
自分に出来る事を自問自答し、決まれば自ら行動することが大切です。
誰かをたよることなく、人生でやりたかったこと・挑戦してみたかったことに、
チャレンジする覚悟を決めてまず動くことです。
そのための準備も必要かもしれません。
👆自らの心身の健康と活力維持のための生活習慣
👆経済的に自立した子どもへの心配は止める
👆夫の自立を促す(先に仕事を始めて外に出るのが有効)
これ等の心理的・身体的準備を済ませて、後半の人生を輝かしく生きることが私たちには必要です。
ここで著者は「自分の人生の責任者である覚悟」を持とうと私たちシニア女性に呼び掛けてくれます。
2-2 .一日一日を大事に過ごすための「覚悟」10訓とは
一日一日を大事に過ごすための「覚悟」10 訓
1「人生の責任者になる」
2「自分をいたわる」
3「むつかしい人にならない」
4「家事・育児・介護はシェア」
5「穏やかな老後が幸福とは限らない」
6「足るを知るな」
7「気より頭を使うと疲れない」
8「モノは捨てても人は捨てない」
9「生涯働く」
10「成功不成功は人の価値とは関係ない」
OTONA SALONE 掲載記事より引用
10訓の内容を以下のように解説します。
- 人生の責任者は自分と決めて、何事も人のせいにせず、頼らず自分の人生を生き切る覚悟が必要です。
- 精一杯生きてきた人生の後半は、自分にムチ打つことなく、好きなこと得意なことに集中して、自分をいたわるようにしましょう。
- 自分の意見ややり方にこだわらず、許容範囲を広げて、人に親切なお人好しになることを心がけることが大切です。
- 家事は女性が担うものと言う思い込みを止め、育児や介護も周りとシェアしながら、一人だけの負担にならない工夫をしてゆきましょう。
- 平均寿命が延びた今、隠居暮らしを望むのは不可能に近く、最後まで自立した女性として生きる覚悟が必要です。
- 金銭的・物質的欲望は別として、人間としての成長には足ることを知らず、自分を甘やかさない生き方を選ぶようにしましょう。
- 新しい職場に入っても、気遣いで疲れるような付き合い方は避けて、新しいスキルを身につけるなど頭を使う方が疲れることなくうまく行きます。
- 縁でつながった人間関係を簡単に切ることなく、柔らかくつながり続けて、豊かな人生の財産として大切にしましょう。
- 体力の続く限り自分の可能性を信じて、多少でも稼げる現役の自分でいる努力が必要です。
- 前職で成功不成功を納めても、人の価値とは関係なく、働き続けることがこの先も無形の資産を持ち続けることになります。
これ等の教訓を念頭に置いて、
自分の人生を生き切るよう努力することが「女性の覚悟」であると、著者は伝えたいようです。
まとめ
残された人生のため、生活のために働かなくてはと、ついムキになりがちです。
しかし今回「女性の覚悟」に触れて、そうではないような気がしました。
生活の維持のためと思い始めた「ブログ」も、
シルバー人材センターでいただいた仕事に携わることも、自分の意志で決めたことです。
今はそれらで得られる心の充足感に、満足する自分がいます。
どこかで自分なりの「覚悟」が出来ていたことに、気付くことが出来ました。
メッセージ
最後までお読みいただき有り難うございます。<(_ _)>


